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膝の痛み・膝の動きづらさの原因は筋肉の緊張が原因?①

膝の痛み・膝の動きづらさの原因は筋肉の緊張が原因?①

2017/12/20

こんにちは!仙台市泉区長命ヶ丘にあるボディーコンディショニングルーム縁です。

いつもご覧いただき有難うございます。

皆さんは歩行や階段昇降など体重をかけた時に膝が痛くなることを経験したことがありますよね。

今回は膝に体重をかけた時に上半身からどのように影響を受けるのかについて前後関係を中心に説明していきたいと思います。

膝関節は大腿骨と脛骨で構成される関節であり、上は骨盤および上半身と股関節を通して繋がっており、下は脛骨を通して足関節と繋がっています。

    

上の図は膝に対して上半身の重さがどのようにかかるかによって、どういう力が発生するのかを示したものです。

まず上半身の重さの中心を上半身重心といいます。

この上半身重心が膝に対してどこを通るのかに注目していただければと思います。

上半身は骨盤から脊柱・頸部とつながり、大きな可動範囲をもっているため重心が前方もしくは後方に移動する特徴を持っています。

上半身重心が大腿骨の中心部に対して後方を通る場合(上の図のピンクの線)は膝に曲がる力が加わりやすく、それを止めるために太ももの前にある大腿四頭筋が過剰に収縮する必要があります

上半身重心が大腿骨の中心より前を通る場合(上の図の黄色の線)は膝よりも股関節が曲がる力が加わりやすくなるため、大腿四頭筋の活動は抑えられ、その力を股関節の後ろにある大殿筋でコントロールするようになります

 

このように上半身重心が下半身のどこを通るのかによって膝に加わる力が異なり、筋肉の緊張の動員のされ方が変わってくるということがいえます。

これは歩行・階段・スポーツ動作などあらゆる荷重動作にて影響する重要な因子となります。

そのため、膝の柔軟性をよくしようと筋肉をほぐしたり、膝周囲の筋力を一生懸命鍛えようと思っても膝に対して上半身がどのように体重がかかるのかをコントロールしなければ、筋肉の過剰な緊張が起こるため、膝の可動域および筋力は発揮することにブレーキをかけるため、膝の症状なかなかよくならないということが多々あるのです。

①膝の制限および痛みが膝自体の問題で生じているのか?

②膝以外の他部位が影響しているの?

③2つの問題が混在して症状を出しているのか?

この3つをしっかりと見極めていくことが重要です!  

ボディーコンディショニングルーム縁ではどうするのか?

 

当店では膝自体の起きている問題と、前述で述べた上半身が膝に及ぼしている問題を両方の側面から的確に評価します。

そして、問題となる部位の関節や筋肉の位置をお客様に合った刺激で調整しながら、筋緊張をコントロールすることで膝関節が最もスムーズに動きやすい状態に整えます。  

その後、下記のように膝関節と他の部位が連動した協調的な動きを引き出し、全身的に動きの繋がりをゆっくり広げていきます。                       

これが体重をかけて動いても痛くない膝をつくる最大のポイントなのです!! 

  足関節膝関節股関節・骨盤上半身(体幹部)

  上半身(体幹部)骨盤・股関節→膝関節足関節

     

ここで最も重要なポイントがあります。

意識的に膝の動きを修正するのではなく、無意識的に無理のない膝の動きになっている状態を作る!

つまり、膝は無意識化で動作がコントロールすることができて初めて痛みなく動けるようになるということです。

また、膝痛が起きた根本原因を解決するとともに再度症状が再発しないようにするための自主トレーニングを指導します。

そして、生活上でお客様が状態を把握するための指標(バロメーター)となるような動きをお伝えし、患者様本人が自分自身で体の状態をコントロールできるようになることを目指していきます!

今回は膝に体重をかけた時に上半身からどのように影響を受けるのかについて説明しました。

膝の痛みをつくる原因には様々な要因があります。

膝痛についてより詳細の情報を知りたい方は下のHOMEをクリックしてみてください!

ぜひ参考にしてみてくださいね。