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膝屈伸時の膝痛は股関節が原因?

2017/12/27

こんにちは!仙台市泉区長命ヶ丘にあるボディーコンディショニングルーム縁です。

いつもご覧いただき有難うございます。

みなさんは膝を曲げ伸ばしした際に、膝周囲の筋肉が突っ張って緊張して痛みが出たり、筋肉が緊張してなかなか緩まずに動きづらくなったりしたことがありますか?

今回は膝屈伸の膝痛に骨盤・股関節がどのように関わるのかについて述べていきたいと思います。

下の図は膝関節と股関節の構造を示したものです。

 

膝関節は大腿骨と脛骨で構成される関節であり、上は骨盤および上半身と股関節を通して繋がっており、下は脛骨を通して足関節と繋がっています。

今回述べる股関節は骨盤と大腿を繋ぐ関節であり、仙骨・腰椎を含めて上半身からの影響を大きく受けます。

骨盤は仙骨を介して腰椎(左下の図を参照)につきます。腰椎は純粋は回旋はしませんが、前後と左右へ曲がる動きがメインとなり、仙骨と骨盤とあわせて連動した協調的な動きが可能となっています。

  

右上の図は骨盤の動きと大腿骨との関係を述べたものです。

骨盤が前傾または後傾すると大腿骨・脛骨も外旋・内旋し、膝関節の相対的な動きに影響を与える因子の一つになることがわかると思います。

膝を屈伸した際に骨盤・大腿骨に過剰な捻じれを伴うことで膝関節運動の制限因子となり、それを止めるために膝周囲の緊張が強くなっていることがあるということです。

つまり、膝の柔軟性をよくしようと筋肉をほぐしたり、膝周囲の筋力を一生懸命鍛えようと思っても股関節・骨盤・腰椎の動きをコントロールしなければ膝関節の正常な動きを阻害することになるため、膝周囲筋の過剰な緊張が起こります。

そして、荷重下で膝の可動域および筋力を発揮することにブレーキをかけるため、膝の症状がなかなかよくならないということが多々あるのです。

つまり、膝の制限および痛みが膝自体の問題で生じているのか?それとも股関節・骨盤・腰椎などの他部位が影響しているのかを見極めることが重要になってきます。

膝の制限および痛みが膝自体の問題で生じているのか?

膝の問題に股関節・骨盤・腰椎が影響しているのか?

2つの問題が混在して症状を出しているのか?

この3つの要素を施術前に解決することがとても重要になってきます。

ボディーコンディショニングルーム縁ではどうするのか?

当店では膝自体に起きている問題と、前述で述べた股関節・骨盤・腰椎が膝に及ぼしている問題を両方の側面から的確に評価します。

そして、問題となる部位の関節や筋肉の位置をお客様に合った刺激で調整しながら、筋緊張をコントロールすることで膝関節が最もスムーズに動きやすい状態に整えます。  

 その後、下記のように膝関節と他の部位が連動した協調的な動きを引き出し、全身的に動きの繋がりをゆっくり広げていきます。 

足関節膝関節股関節・骨盤上半身(体幹部)

上半身(体幹部)骨盤・股関節→膝関節足関節

    

これが体重をかけて動いても痛くない膝をつくる最大のポイントなのです!

膝は無意識化で動作がコントロールすることができて初めて痛みなく動けるようになる!

これがさらに重要なキーワードとなります。

また、膝痛が起きた根本原因を解決するとともに再度症状が再発しないようにするための自主トレーニングを指導します。

そして、生活上でお客様が状態を把握するための指標(バロメーター)となるような動きをお伝えし、患者様本人が自分自身で体の状態をコントロールできるようになることを目指していきます!

今回は荷重した際に起こる膝痛に股関節・骨盤がどうようにかかわるかについて説明しました。

膝の痛みを作る原因には様々な要因があります。

膝痛についてより詳細の情報を知りたい方は下のHOMEをクリックしてみてください!

今後も膝痛と関連する問題をいくつか紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。